18日(水)
北九州市議会7月臨時会 常任委員会で
がれき予算が可決しました。
本議会での可決は明日。
【北九州市議会基本条例】 http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000097199.pdf
●第3条
議員は、公選による公職にある者として市民を代表して活動を行い、研さんに努め、高い倫理観に基づいて行動し、市民からの負託に応えなければならない。
●第4条2項
(1) 多様な市民の意見と市政の課題を的確に把握し、市の政策立案及び政策提言に適切に反映させること。
●(4) 自らの議会活動及び議会における政策立案、政策決定等の過程について、市民にわかりやすく説明すること。
(市民参加)
第12条 議会は、議会活動の過程において、市民との協働による開かれた議会の実現に努めなければならない。
第12条 議会は、議会活動の過程において、市民との協働による開かれた議会の実現に努めなければならない。
震災がれきの受入れについては、本日までにたくさんの反対意見が出されてきました。
コメント
北橋市長が初めて不特定多数の市民の前に現れ説明した、6月6日(水)のタウンミーティングでは、市民との質疑応答冒頭、市民の質問に対して、「試験焼却の結果が出ましたので、そ
の説明を市民の皆様に丁寧にさせて頂いている。(中略)その過程におきまして市民・各界
の方々のご意見を承りまして、最終的に判断をさせて頂きます。従いまして、可否はこれ
から決めることであります。」としていた。
タウンミーティングでは多数の反対の意見が出ていたにもかかわらず、その後の住民説明
会では、不自然な入場制限があった。これらの証言を元に、市が公平な可否を得られたと
は到底思えない。住民の声を聞いて判断したとする市長の受入宣言は無効である。
それらを踏まえ、北九州市議会7月臨時会が開会されました。
今回も傍聴者に対して手荷物検査があり、民間の警備員も多数配置しています。
67件ものがれき受入れ反対陳情が集まった7月6日の建設委員会http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/311343で、ある議員が「手荷物検査をするなどとは、市民と信頼関係を築けず良くない」と発言していましたが、何ら改善されていませんでした。
北九州市はどこの国なのでしょうか?
こんな大事な議会なのにテレビやネット中継がありません
ちなみに、北九州市議会定例会の最終日はなぜかいつもテレビ ・ネット中継がなく問題になっています。ぜひ改善いただきたいものです。
以下、小倉タイムスhttp://kokuratimes.jp/ のツイッターより @timestimes1954
本会議では今永・環境局長は、午前中の本会議で、震災がれき処理状況のモニタリングを行う市民モニター会議を設置することを明らかにしました。15人程度で、焼却工場や処分場の地元からの推薦や一般公募で選任するとのこと。メンバーは石巻市の視察も実施する予定。
北九州市議会本会議が終了後、予算案を審議する各常任委員会が開催され、震災がれき処分にかかる予算案は全会一致で全て可決されました。
北九州市が今回の震災がれき処理の関連予算案で計上した1200万円のウェブサイト調査について、市はツイッターなどネット上を監視する同調査を民間業者に委託し、1日1回の報告、風評被害につながる可能性がある書き込みを見つけた場合は即報告してもらうなど、調査概要を説明しました。
北九州市はこれまでに震災がれき受け入れについての説明会開催回数を751回、約2万7000人が参加したと言っていますが、今日の市議会本会議で、ある団体の総会に市幹部が来賓で参加し、挨拶の中で震災がれきの事に触れた件も、説明会開催回数にカウントしていることが分かりました。
本日、常任委員会で予算が可決しましたので、明日18日、本会議でも8億5千万円のがれき予算が可決される見通しです。