宮城県議会「広域処理は不要」

とうとう宮城県議会は「森の防潮堤」のみならず
「広域処理は不必要な状況だ。広域処理をやめ、県内で処理すべきだ」と踏み出しました。
北九州市の出鱈目さと比較し、素晴らしい展開です。
これで北九州市の「石巻を助ける」は完全に根拠を失うことになります。
当の宮城県自身が「広域処理は不必要・やめるべき」というのですから。
皆さん、宮城県議会を応援してください。



宮城県議会連絡先
電話番号 022-211-3571
FAX番号 022-211-3599
Eメール gikaigg@pref.miyagi.jp






今、広域処理を熱望しているのは宮城県村井知事と北橋市長だけです。
しかし、この広域処理には犯罪行為の可能性も。
そこまでしてがれきを広域拡散させたい裏には何があるのでしょうか。
http://hinanohanasi.blogspot.com/2012/06/521-610-jv-p-p-jv-jv-jv-jv-jv-jv-jv-jv.html?spref=tw



6月22日河北新報より
「県議会VS県 次は本会議」

広域処理 是非に波及 がれき防潮堤譲らず
 東日本大震災で発生したがれきを防潮堤に活用する構想を進める県議会の「いのちを守る森の防潮堤」推進議員連盟と県の意見交換会が、21日、県議会棟であった。がれきの再利用や法を盾に慎重姿勢を崩さない県に対し、県議全員で構成する議連は猛反発。批判の矛先は県が進める広域処理の是非にも及んだ。
 県側は環境生活、農林水産、土木各部の担当職員計9人が出席。コンクリートや木質のがれきは埋め立てに回さず、不足する建設資材などに再利用する方針を示した。木質がれきは、廃棄物処理法の規制で埋め立てられないことも伝えた。
 県の「ゼロ回答」に相沢光哉会長(自民党・県民会議)は「県は国の指示に従うだけなのか」と反撃。議論を広域処理問題に広げ、「(県の試算で)がれき量は大幅に減り、広域処理は不要な状況だ。国が『やれ』というからやているだけだ」と詰め寄った。
議連側は攻勢を強め、藤倉知格幹事長(同)は「被災県独自の処理案として国に提示したのが防潮堤構想だ。広域処理をやめ、県内で処理すべきだ」と主張した。
 横田有史氏(共産党県議団)も「がれきをどう県内で処理するかが構想の出発点。県も知恵を絞り課題を克服する道を探って欲しい」と求めた。
双方の主張は平行線をたどり、議連側は議論の場を開会中の6月定例会本会議に移すことを告げ、矛を収めた。