午後2時 : 福岡市博多区の「冷泉公園」で屋外集会
議員、参加者から一言発言など
午後3時 : 福岡天神方面に向け、市内デモ行進
呼びかけ団体 : がれき問題を考える会・福岡
【冷泉公園:福岡県福岡市博多区上川端町7】
被害は人と環境に表れるのであって、国や北九州市の勝手な「安全基準」のうちにあるものではありません。被害が出てからでは取り返しがつかないのです
5月試験焼却の80トンでも、北九州市と周辺に健康被害が出たと住民が訴えています。今後2年間で、千倍の8万トン近いがれきを焼却し埋め立てると大変な被 害が住民、魚場、農地、森林に発生することは容易に判断できます。その被害が、有害物質によるものであっても、放射能によるものであっても、いったん損な われた健康は回復しづらく、壊された環境は元には戻りません。
がれき焼却の被害は北九州市域に止まらず、西日本全域に被害が拡散されます
がれきは北九州市の日明、門司、皇后崎の3工場で焼却されます。飛灰はバグフィルターで除去すると北九州市は言っていますが、メーカーは放射性物質除去を保 障していません。放射性物質は焼却場の80メートルの高さの煙突から、四方の大気に放出されます。焼却灰は響灘に面する北九州市施設で埋め立てられます。
しかも、北九州市と他地域の間の大気、海、大地には垣根がありません。震災がれきに付着した放射性物質やアスベストや六価クロムや砒素などの有害物質有害化 学物質は、大気と水系と大地を通して、他地域に拡散され、大気と地域の農地を汚染し、魚場に堆積し、私たちの食べ物の安全を脅かし、健康を苛みます。わた したち西日本の住民が生活する各地が安心して住める場所ではなくなっていきます。北九州市のがれき焼却は、私たちの生存を脅かす所業です。
私たちの生存とこどもたちの未来がかかっています
北九州市のがれき焼却が進められていくと、私たちの健康が損なわれます。生命が危うくなります。未来を担うこどもたちを守れなくなります。
す でによその市の出来事ではないのです。九州には生命の安全を求めて、東北・関東から大勢が避難されています。北九州市のがれき焼却をとめない限り、避難さ れた親子を守ることができなくなり、受け入れることもできなくなります。また、安全な九州の食べ物を被災地に送り届けることもできなくなります。九州を守 ることは避難者を守ること、避難者を守ることは九州を守ることです。
福岡市内で震災がれき焼却をやめさせる声をあげたいと思います
5月の80トンの試験焼却のときでさえ、福岡市内で、こどもが鼻血を出したと訴えています。福岡市は、すでに、がれき焼却被害の当事地となったといっても過言ではありません。そして、それは近隣市、近隣県でも同様です。
北九州市のがれき焼却をやめさせるためには、北九州市以外でも、震災がれき受け入れに抗議する声を上げることが、必要だと思い至りました。
私たちと次世代の生命と健康をまもるため、全九州、山口、西日本各地の人たち、福岡市に集まりましよう。そして、北九州市に、がれきの焼却・埋め立てをやめ、受け入れを中止するよう求めて声をあげましょう。
協賛団体
関西合同労組大阪支部・原発八女ん会・九州ひまわりプロジェクト・大阪此花発!STOPがれき 近畿ネットワーク・原発やめよう/つながろう関西:マダム会議・仏教徒非戦の会・福岡・610放射能から未来を守る市民の会・風ふくおかの会・すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡
・北九の子供をる守るネットワーク・フクオカ住民投票の会・博多湾会議・福岡地区合同労働組合・とめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連・原発の廃炉を求める北九州市民の会・写真の会 パトローネ・ハイキブツバスターズ北九州・九州野菜おくり隊・マウントヒルヨガスタジオ・さよなら玄海原発の会・久留米・「ママは原発いりません」福岡