2012年10月2日(火曜日)宮城県議会横田議員のブログより転載いたします。
(転載はじめ)
「がれきの広域処理の象徴=北九州市問題』について、部長が「早急な見直し決断」を答弁。
昨日に続いて今日も、午前10時から県議会の「環境生活・農林水産常任委員会」で『石巻ブロックのがれき処理の変更契約議案』の審査。冒頭、朝日新聞の連載『プロメテウスの罠ー瓦礫の行方』が訴えている問題を約10項目にわたって指摘し、部長の所感を求めました。
さらに63%の減量に対し、契約額は23%しか減額されていない事に関して、すでに石巻市など県内処理が可能とされているのに「処理先不明」として記載されている「可燃物約43万トン」の輸送費が北九州市の約5万円より高い「6万円」に設定され、積算すれば実に250億円以上の「架空経費」が「今後のリスク対応金」として計上されているなど、まさに『どんぶり変更予算』である事。
さらに北九州市等への広域処理の為に、新たな選別費用として9億3000万円が計上されている事が判明。福岡県内の処理費を含めれば、北九州市のトン当たり処理費・76,544円は、10万円を超える事は明らかであることなどを一つ一つ指摘し答弁を求めました。
そして自民党の畠山前議長が「県内処理を2~3ヵ月延長しても、広域処理はやめるべきではないか」と質問。それを受けて私からは、保安庁の船団に囲まれてがれき船が入港するなどという異様な事態も報道されており、「もはや“例外的・異常な広域処理”と化している『北九州市との来年3月までの23,000トンの契約』の今後について、早急に見直すべきではないか」質しました。
それに対し環境生活部長は一言で、『やります』と明確に答弁しました。
『北九州市がれき問題』の解決に向けて、遅ればせながら、大きな一歩を踏み出せたと言って過言ではありません。
(転載ここまで)
北九州問題が大きく動き始めました。
宮城県環境生活部長が、北九州市の契約見直しを「やります」と言ったのです。全国から宮城県議会、宮城県環境局、村井知事にメッセージを送りましょう。
環境省の広域処理政策は実質破綻しています。
北九州が止まれば、今後 大阪への搬出予定もなくなるはずです。
今こそ広域処理を完全にやめさせましょう。
不要な広域処理に遣う多大な税金。
そのお金を被災地の人々へ直接行き渡るようにさせましょう。
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