【緊急情報】
漁協を通じて9月7日に出した「健康被害調査依頼」の回答が返ってきました。
北九州市は市民との対話する気がないようです。
私たちは、実際に鼻血が出た生徒の聞き取り調査を依頼したのです。
こんな回答では市民は「到底 納得できない」と漁協に伝えてください。


北九州市漁協
■FAX 093-751-3955
〒808-0008北九州市若松区小竹30​08-7 


漁協は、埋め立てるなら「コンクリートの箱」を作りそこに焼却灰を入れ、
万が一のことがあったら箱ごとクレーンで吊り上げ移動するよう要望書も出しています。
しかし、市の回答は「ビニールシートをひいて埋め立てるので安全」でした。
これに対し、漁協は現在さらに「コンクリ箱」を作るように追加通告書を出しています。
 
他県の漁協はみな受け入れに強固な反対をしています。
富山では漁協婦人部が座り込んで反対デモを起こしました。
すべて市民の食の安全を守るためです。
 
がれき焼却したら魚の安全も不安という声を本当に多く聞きます。

安全なものを食べたい消費者として当然な気持ちです。

まして、九州でがれきを受け入れるのは北九州市だけです。
それどころか、現在、関東より西でがれきを受け入れている県はありません。 (静岡県島田市も地権者の反対で止まっています)

北九州市
■秘書室(市長へ直接)TEL093-582-2127 FAX093-562-0710
■環境局 総務課 TEL093-582-2173 FAX093-582-2196
■循環社会推進課 TEL093-582-2187 FAX093-582-2196
■ガレキ専用ダイヤルT093-582-2411
■危機管理室 危機管理課 TEL093-582-2110




齋藤弁護士 様
 こんにちは。北九州市漁協です。
 先週金曜日に当組合宛に健康被害調査に対する要望書を
頂きました件につきまして、本日、北九州市環境局より
回答を頂きましたのでご報告申し上げます。
 尚、環境局からの回答につきましては、北九州市のホームページに
掲載しますとの事ですのでそちらでも回答をご覧頂けます。
 以上、ご確認の程よろしくお願い致します。 
 
                       平成24913日(木)
 
 
Q災害廃棄物の試験焼却で健康被害が出たと聞いている。
市で実情調査をし、原因を究明すべきではないか。



A下記のような医学的な知見から考えると、今回の災害廃棄物の試験焼却によって、空間線量の上昇は認められておらず、通常の放射線レベルと変わりないことから、健康被害の原因は、放射線によるものではありませんので、ご安心ください。
従いまして、実情調査を行う予定はありません。なお、放射線の影響について、一般の方からの質問に丁寧に答えている下記ホームページがありますので参考にしてください。
 

【専門家が答える暮らしの放射線Q&Ar日本健康物理学会」】
http://radi・info.com/
○ 試験焼却期間中における空間線量
<揚所新門司工揚日明工場

月日時間測定結果(範囲) 時間測定結果(範囲)
H24,5.25
16:07 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 ) 13:57 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 )
11:40 0.07 ( 0.07 ) 10:12 0.07 ( 0.07 ~ 0.07 )
14:45 0.07 ( 0.07 ~ 0.08 ) 14=04 0.06 ( 0.06 ~ α07 )
H24.5.24
11:00 0.07 ( 0.07 ~ 0.08 ) 10:20 0.06 ( 0.05 ~ 0.07 )
H24.5.23
15:35 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 ) 14=30 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 )
10:50 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 ) 10:30 0.06 ( 0.06 ~ 0.07 )
H24,5,22
15:50 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 ) 13:36 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 )
10:40 0.07 ( 0.06 ~ 0.07 ) 9:25 0.07 ( 0.07 ~ 0.07 )
※単位はマイクロシーベルト/時
※測定結果は敷地境界の4地点の平均値を記載。
※太枠囲みは試験焼却実施期間を表す。
 
Oホームページ「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」からの抜粋
放射線影響は2種類に区分され、それらは皮膚の紅班や臓器障害等の組織影響に見られる「確定的影響」と、ガンや遺伝的影響とされる「確率的影響」と呼ばれています。
第一に、身体の組織・器官に確定的影響が発生するには、その被ばくが急性的であり、対象となる組織・器官への被ばく量が閾(しきい)値(症状によって異なるが、各組織・器官に対し吸収線量で数百~ 数千mSv)を超えていることが必要です。
組織・器官への集中的な被ばくによってその組織の大部分が破壊されることにより、閾値を越えた組織・器官に確定的影響がもたらされますが、今般の事故※による被ばくでは閾値となる線量に達することは到底あり得ないこと、また慢性的な低線量被ばくでは、生物の有する修復機能の働きもあり修復されることから、確定的影響が発生することはないことが言えます。
第二に、ガンに関する確率的影響の発生に関して、前述した確定的影響のような閾値はなく、被ばく線量に比例して直線的に増加することが国際的に仮定(閾値なし直線仮説;LNT仮説)され、それが科学的にもっともらしいとされているところです。被ばく線量が高い揚合は有意に放射線の影響が見られることから、致死がん確率係数が1Svで約5%と(1Svで発生確率が約5%増加)国際的
にも認識されています。一方、100mSv程度のような少ない線量では、確率的影響が放射線で発生したかどうか分からない程に低いものになります。世界の地域によっては、年間数十nユSvの被ばくをする地域も実在しますが、そのような地域においてですら、有意な健康影響は見られていないようです。(ひまわり注:外部被曝と内部被曝の違いがわからないようです)
少ない被ばく線量で確率的影響の程度が分からないという意味は、その他の外的因子(たとえば、紫外線や、たばこ、ガソリンエンジンの排ガス、食品等に含まれる化学物質等の様々な発がん性物質)の影響が支配的であり、区別できない程度であるということです。その他の外的因子に起因すると考えられるガンによる死亡割合は約30%と言われております。
※今般の事故:福島第一原発事故