9月18日(火)市民から北九州市へ
「がれき焼却中止を求める声明」を
提出しました。
北橋市長は、飯田哲也氏と4人の国会議員から出された「説明と焼却中止を求める要請書」や、山口県議・市議から出された同様の文書をしっかり見てください。
市民の意見にどうか耳を傾けてください。
19日(水)には、北九州市役所に山口から議員らが直接来る予定です。
19日(水)には、北九州市役所に山口から議員らが直接来る予定です。
動画はこちら
山本太郎さんも応援してくれました。 写真提供・杉山正隆さん http://www.facebook.com/drms38 |
北九州市北橋健治市長殿 2012(平成24)年9月17日
九州ひまわりネットワーク
おひさまネットワーク
市民団体連合
間違った広域処理・がれき焼却中止を求める声明
今回の東京電力原発事故は、大量の放射性物質の放出による極めて憂慮すべき広範囲な汚染を引き起こし、日本の将来に非常に暗い影を投げかけている。九州は、北海道と共にかろうじて汚染を免れた大地である。九州の役割は、汚染されないまま、綺麗な空気、水、新鮮な野菜やお魚を確保し、被災地に供給すること、そして、被災地からの避難者即ち人の受入にある。私達はことある事にこのことを強調してきた。
他方、被災地におけるがれき量は見直しにより半分以下であったことが明らかになり、広域処理の必要性が消滅したことも明らかである。被災地宮城県議会においては、震災がれきの全てを利用した森の防潮堤決議をし、がれき搬出が不必要となる処理方法を選択した。
いずれの面から言っても、北九州が震災がれきを受入、焼却する根拠は消滅した。
北九州市が、それにもかかわらず、がれきの受入、焼却に固執するのは、市民との話し合いを一切拒絶し、警察権力を動員してまで市民を排除してきた市長北橋健治氏メンツを維持する以外に存在しない。その証拠に、九州では北九州市以外にガレキを受入・焼却する自治体は存在しない。北橋氏は上がったはしごを降りる機会を失い、耳目を閉ざし、ただひたすら焼却を強行することでメンツを保とうとしている。
しかし、市民はそれは裸の王様の振るまいにすぎないことも知っている。何より、市長としてのメンツを保つなどと言う理不尽な動機で、市民、その子供の将来を奪う汚染がれきの焼却をすることは、遺憾の極みである。たかだかメンツと、市民、取り分け放射能等汚染物質の甚大な影響を受ける、私達の宝である子供のどちらが大切なのか冷静になって考え直すべきである。
よって直ちにがれきの焼却を中止するよう求める。
なお、がれきの焼却を止めない場合には、我々市民は、あくまでも中止を求め続け、今後さらに強力な市民運動並びに法的措置をとり続けることを宣言する。
以 上