(英語)
残された安心・安全の食糧源
九州を守り、日本を守ろう!
福島原発爆発事故の再現となる北九州市での震災がれき広域処理に反対します。
北九州市及び周辺の魚介類、農作物、畜産物生産者及び関連団体様: 北九州市が震災瓦礫の受け入れ焼却をしたら、周辺地域の魚介類・農作物・畜産物をもう購入したくありません。
福島原発爆発事故にによって、拡散された放射性物質は、東日本全域を中心に拡散し、土壌へ沈着しています。同様に野ざらしになっている瓦礫にも放射性物質が付着しているのは、間違いありません。そこには、セシウムをはじめ、プルトニウムやストロンチウム、ウランなど、人類の生存を妨げる核種が存在しているのは確実です。それを環境省も北九州市もほとんど無視して、本焼却に向かおうとしています。高温で熱せられた核種は、気化するため、どんなバグフィルターを設置しても飛散を止めることはできません。環境中に飛び出したものは、北九州近辺はもちろんのこと、風に乗り広く拡散されることになります。これは、福島原発で起きた爆発事故を日本列島の風上、北九州で再現するものとなります。また、焼却灰についても最終処分を北九州の海沿いの地域で行おうとしています。防護体制は、極めてアマく、時間の経過とともに環境中に流れ出す危険をはらんでいます。そうなれば、近隣の海域に流れだし、海産物にも影響が出ることになります。
これまで、たくさんの反対市民グループは、長い時間をかけて、各方面に働きかけを行ってきました。しかし、農水産、市場関係者は、行政との間柄もあって、なかなか反対の姿勢を明確にしてくれません。そして、9/17には、本焼却が迫っています。なんとか、これを止めないと放射能への関心が薄い、西日本の在住者が知らず知らずのうちに被曝してしまうことになりかねません。
また、放射能汚染地帯となった東日本の方は、インターネットなどを通じて、汚染されていない九州の野菜を取り寄せて生活している家庭もたくさんあります。がれき広域処理は、こういった被災者が生きるための一縷の望みさえ断ち切るものです。
私たちは九州の食材が本当に大好きです。
だからこそ、焼却場に近接した市場関係者や生産者、外食産業関係者などが行政に対して、明確に「反対」の声をあげてもらうためにも、私たちが消費者の立場として、「放射能汚染がれきを焼いたら、もう買わんよ!」という強い意思を示したいと思います。
ここで集めた声は、「九州の食が大好きな消費者の会」としてとりまとめ、北九州の農水産・市場・外食関係者に届けます。