北九州市 ネットのつぶやき監視 東京新聞記事

こんなのアリですか?こんなの北九州市だけでしょう?

「震災がれき焼却の北九州市 ネットのつぶやき監視 
風評被害防止名目も効果不透明 
反対運動をけん制 」

東京新聞9/25
東京新聞特報面  佐藤圭記者 の記事より



画像:瓦礫富山‏@garekitoyama さん のツイッターより 
 
新聞記事より
「震災がれきを受け入れた北九州市が風評被害防止を名目にツイッターなどを通じて発信される情報の調査を始めた。経済産業省資源エネルギー庁によるインターネット監視は国会で問題視され、2011年度いっぱいで打ち切られたが、同種の事業が性懲りもなく地方で復活した格好だ。」
 
・・・・北九州市民として、まったくお恥ずかしい限りです。
市は今月上旬、本年度分のネット監視調査を1200万円で民間会社に委託しています。不安をあおるような書き込みがないか24時間チェック。
調査内容は、一日一回、市に報告されるそうです。
 
この監視は必要なのでしょうか?
いえ、必要ありません。こんな言論活動を封じ込めるようなやり方をするのは、日本全国探しても北九州市だけでしょう。
市民が市役所に来たら「警官・公安・護送車」出動。
「ネットは24時間、もれなく監視」
いったい、どこの国ですか?何を恐れ、何を目指しているのでしょうか?
 
反対運動を牽制するより、なぜ反対運動が起きるのか、北九州市は市民の声に真摯に耳を傾けなくてはいけません。
北九州市は、市民の疑問や不安の声にはほとんど答えることもなく、最初から受け入れありきでどんどん進めて行きました。
5月の試験焼却前に、説明会は一度もありませんでした。
その際、説明を求める市民に対し、市の担当者は「市民に説明する必要はない」とまで言い切ったのです。
試験焼却後、再三に渡って説明会を求める市民に対し、証拠作りのような説明会が開かれましたが、市は「この説明会は『焼却をします』ということの説明会」とまで言い切りました。
本当に強引な市政です。
 
 北九州市では、先月から自由な市民活動もできなくなりました。
市営公民館の部屋などを借りるのに、二時間という制限がつきました。
今までになかったことです。
集会目的など根掘り葉掘り聞かれ、使用許可が降りるのにも何日も時間が必要です。
憲法で保証されている集会の自由さえ奪われています。
 
 
 ネット監視に対する日弁連・情報問題対策委員長清水勉弁護士の見解
 
「ネット上の言論活動をけん制するのが目的だろう。エネ庁が批判されたのに、
また北九州市がネット監視をするのは、国民をなめているからにほかならない。
役人は、震災復興や風評被害を持ち出せば、何でもできると思い上がっている」
 

北九州市民はなめられていますね。
 
 
お役人はそんなに偉いのでしょうか?

北九州市では昔から役人はエリートで偉いのだそうです。

(ここに公僕という言葉はないようです)

全国の皆さん、北九州市で起こっているこの実情

をどうか知ってください。